能研活動内容

能研基本情報

創部 1963(昭和38)年
所属 日本女子大学公認サークル(芸術サークル)
部員数 4人(4年2人,3年1人、2年1人)
練習 毎週月曜日:16:20〜
活動場所 目白キャンパス 樟渓館1階・板の間、和室
練習内容 能の「仕舞」が中心。
師範稽古 月2回(仕舞・謡)
師匠 野村四郎先生(観世流シテ方)
部室 目白キャンパス 樟渓館2階

大まかな年間行事

4月 新歓
 新入生を迎えます。

7月 五校会
 JWU能研と交流校さんの五大学で御舞台があります。
 一年生の初舞台です。

10月 文化祭
 日本女子大学の文化祭です。
 文化祭の二日目に、講堂を使って御舞台を出します。

11月 観生会
 JWU能研一番の行事です。
 渋谷松濤の能楽堂で、野村四郎先生の素人会に出させていただきます。
 本物の舞台での発表になります。
 (* 素人会とは、先生にお稽古をつけてもらっている素人弟子の人たちが行う御舞台のことです)

3月 卒業生を送る会
 通称追いコン。ご卒業される先輩を見送ります。

◎ この他にも、交流校さんの文化祭に出させていただいたりすることもあります。

練習について

 毎週月曜日、目白キャンパスの樟渓館1階にある板の間で練習しています。
  水曜日は、だいたい16:20〜19:00の時間帯に練習をしていますので、
  9-10限(5限)終わりでも練習に参加できます。
  (※ 舞台発表前は土曜日に練習が入ることもあります)

 ヤル気があれば月曜日以外にも水曜日や金曜日、土曜日の自主練もOKです!
  夏・春の長期休暇中は週1〜2回程度で練習が入ります。

 練習内容は仕舞が中心です。仕舞は、初心者でも始められる「最も親しみすい能」です。
  大学生になって能を始める人が大半ですから、全然詳しくなくても大丈夫!
  気軽に始めることができますよ♪

仕舞(しまい)

能面や能装束は着けず、仕舞専用の扇をもって着物・袴というスタイルで舞います。
普通の能というと一曲あたり1時間ほどかかりますが、【仕舞】は最も見所となる部分(3〜5分程度)
を取り出して一曲とするので、能を始めたい初心者にピッタリ。
ちなみに囃子(はやし/伴奏)はつかず、地謡(じうたい/コーラス隊)のみをバックに一人で舞います。

師範稽古について

普段の練習とは別に、月に2回能楽師の先生(現役で能舞台を踏んでいらっしゃるプロの方です)
に仕舞とお謡のお稽古をつけて頂きます。
師範の先生は当サークル創設時から今日まで、観世流シテ方野村四郎先生にご指導をお願いしております。
また、今年度から師範稽古でお謡も教えて頂くことになりましたので、
今後は練習に盛り込んでいく予定です。

能はよく”和製ミュージカル”とたとえられます。オペラでいうコーラス部分にあたるのが、この”謡”。
人物の台詞・心情、場面の状況説明など、ありとあらゆる情報が
詰まっている謡を、声に出して謡いあげます。

野村四郎先生

重要無形文化財総合指定保持者。日本能楽会常務理事。
観世会常務理事。銕仙会理事。東京藝術大学名誉教授。
文化庁芸術祭優秀賞受賞。芸術選奨文部大臣賞受賞。紫綬褒章受章。
第25回観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
第62回日本芸術院賞受賞。


このように、四郎先生は能楽界を代表する素晴らしい能楽師でいらっしゃいます。
能楽界の重鎮でありながらも、とても気さくなご性格で、
部員みんなが四郎先生のファンという・・・☆
お忙しい合い間をぬって、歓迎会・追コンに参加して下さいます♪

「何の曲をやればいいの?」そう心配される方もいるでしょう。でもご心配なく!
お稽古時に、先生が各自に見合った曲を指定してくださいます。
これによって、演目が片寄ることなくたくさんの舞の型を覚えることができますよ。